今朝思いついた詩
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770ヨシュア [sage]
AAS
NG
「らくがん」
山頂に立つと君の街は
落雁みたいに淡かった
もう秋だというのに
僕らはぐっしょり汗をかいて
君の前髪がおでこにぴったりくっついている
砂糖たっぷりのドーナツを食べながら
街の音を聴く
クラクション、サイレン、砂糖が砕ける音…
君がドーナツの穴から
街を覗き込んで笑った
秋風が汗を冷やす
君の前髪が乾いて
ふわふわ煽られている
風邪を引くといけない
「そろそろ帰ろう」
淡い中心に降りる
2015/09/13(日)16:34:51.81(RqdLRTMZ.net)
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