2と3の800字プロット書きました
2「英雄はもういらない」
世界は一度滅びかけた。ヨーロッパの片隅で発生した人狼事件により人間は絶滅の危機に陥っていた。
政府は事件の収束のためフリーの化物狩、ブラッドレイを送り込む。
化け物退治を生業にしていたブラッドレイは無謀ともいえる勇気ある行動で生れつきの人狼を打ち取ることに成功する。
20年後第一線を離れたブラッドレイだったがある一通の手紙から、事件の残り香を感じ取り、戦線復帰を決める。
異常に強い傭兵達、巨大化した動物兵器が戦況を狂わせている現実に異常性を感じたブラッドレイは原因究明のため調査を開始する。
傭兵派遣の組織を敵部隊の武器商人からつきとめる事に成功。
敵組織に単独潜入することになるブラッドレイだったが敵組織の罠だった。
一対百という絶望の戦力差についにブラッドレイは捕まってしまう。
両手両足をロープで縛られ牢に入れられてしまうが敵から過去倒した筈の人狼のオリジナルを復活させようとしていることを知る。牢が古く錆びた廃管を使ってロープを切ることに成功する。
看守を騙し何とか牢を脱出。
監視の目をすり抜け人狼の研究室までたどり着くがすでにそこにはオリジナルはいなかった。
異常な傭兵、動物兵器は人狼の研究により人狼の力を得る薬が開発されたことを資料で知る。
最終実験の資料から遂にオリジナルが復活することを知ったブラッドレイは後を追った。
ブラッドレイを待っていたのは完全復活したオリジナルの人狼とその眷属達。
3「魔法は欲しいかい?」
アリスは14歳の女の子赤毛で背は低い。フランスの郊外に住んでる
趣味は世界中のコインを集めること。
でもアリスには自信を持てることがなにもないと思っている。お人よしなところにつけこまれて貧乏くじを引く。
同級生の頼みごとを聞いて一日を潰すこともよくある。この間なんか休みの日だと騙されて無断で学校を休んでしまった。
そんな日常を送っていたアリスに転機が訪れる。ある晩夢の中で破壊神を名乗る少年と出会う。少年は自分のお願いを聞いてくれる少女を探していたという。その対価とし魔法を教えてくれるというのだ。
お人よしのアリスは二つ返事で了承してしまう。
現実で会う約束をし、目を覚ます。所詮夢だとは思ったが好奇心とお人よしが合わさって約束の場所に行くと夢で見た少年がいた。
少年から魔法を扱うための指輪を渡されるとすぐに仕事だと廃屋に連れて行かれる。困惑しながら、どんな仕事かと聞くと「この世界のものでない者を元の世界に返す仕事だ」と言われますます混乱をする。
廃屋には人の形をしていない人語を話す亀と対峙することになる。
少年の指示聞きながら何とか魔法を発動し亀を別世界に返すことに成功する。
他人には使えない魔法を使えたことが、小さな自信となってアリスの中に生まれる
普通の中学生活を送りながら夜は異界の生物を送り返す生活を送ることになり、だんだんと頼みごとをなんなくこなせるようになる
学校でも魔法を使えることが心の余裕となり落ち着いた行動が多くなった。
一年が経つ