【信州小布施】北斎館2【前館長丸チョン】
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北斎館増改築へ〜再来年めど施設規模倍に

 小布施町の一般財団法人北斎館(唐沢彦三理事長)は再来年の完成を目指し、同館を増改築する。
 北斎館裏の東町駐車場を使い、美術館の大きさを今の2倍近くに広げる。35年前の開館以来、最大規模
の増改築となり、文化の町の中核施設が生まれ変わる。
 既存の2階建て延べ床面積1,400平方メートルの施設を改築し、新たに1,100平方メートルの平屋を増築
する計画。唐沢理事長は「年内に具体案を検討し、来年早々に着工したい。完成目標はその1年後か1年半
後」と話す。
 検討案では、既存施設の2階部分を全て北斎研究に使う。現状の北斎館学芸員3人と北斎研究所研究員7
人の態勢に加え、全国から学生や研究者を受け入れる意向。北斎研究や研究者育成を公益事業の柱にする。
 増築部分には、肉筆画や版画などの展示室を新設し、企画展を充実させる。セミナーを行う多目的映像室
も備える。収蔵庫も大きくし、個人所有の北斎作品などを預かる「アートバンク」を始める。
 同館は昭和51年に開館。江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎が小布施とう留中に残した肉筆画を中心に展示し
ている。入館者は最盛期、平成9年に年間39万6,800人に達したが、昨年は17万9,000人で半分以下に落ち
た。
 唐沢理事長は「新しくすることで入館者が伸びることはないと思う。全国の研究者が集まる美術館にして
町の発展に貢献したい」とし、新たな役割を求めていく考え。
 改築後の40周年に向け、ことし開館予定の東京墨田区の北斎館≠ニの共同事業も考えていくという。
 北斎館は小布施の文化振興に限らず、観光の中心地にもなっている。同館前の駐車場は今でも年間60〜
70万人が観光バスで訪れる。多くの観光客がここを拠点にまち歩きに出掛ける。全面改修は、北斎館周辺
のまちづくりを練り直すきっかけになるかもしれない。

須坂新聞 2012(平成24年)7月7日(土) 第1面
須坂新聞社HPにもあり
http://www.suzakanews.co.jp/news/contents/event/event.php?id=2320

2012/07/07(土)12:28:56.04(NaytFLi20.net)


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