古文の重要そうな短文
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13名無氏物語 [sage]

AAS

NG

また和歌から。
・「春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」
(春が過ぎて夏が来たらしい。白い衣を干すという天の香具山なのだから)

【けらし】=「けるらし」の省略。
「ける」=過去の助動詞「けり」の連体形、「らし」=推定の助動詞「らし」の終止形。
普通「らし」は終止形接続だが上にラ変型が来ると連体形接続になる。
【けりらし】とならず【けるらし】となるのはこれが理由。
ちなみにラ変型は3つに分類できる。
(1)形容詞のカリ活用、(2)ラ変型助動詞(「けり」など)、(3)ラ変動詞。

2012/10/23(火)21:59:39.73(AsW0kNTQ.net)


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