貨物ちゃんねるを語ろうぜ
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468濱中哲也

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★TOKYO2020+1 東京パラ 閉幕
第16回夏季パラリンピック・東京大会は5日、閉会式が国立競技場(東京都新宿区)で無観客であり、13日間の熱戦に幕を閉じた。新型コロナウイルスの感染拡大で東京五輪に続いて1年延期となった大会は、162の国・地域(ロシアは個人資格
での参加)と難民選手団を合わせ、過去最多の約4400選手が参加。会場のある1都3県に緊急事態宣言が出るなかで、全ての会場で一般客を入れなかった。

◆資格日本メダル51 学校観戦1.5万人
東京パラは57年ぶり2度目だった。22協議539種目があり、肢体不自由や視覚障害、知的障害などの障害がある選手の活躍やスポーツマンシップを通じ、違いを認め合う共生社会の実現を目指した。日本は前回リオデジャネイロ大会でゼロだった
金メダルを13個獲得。銀は15個、銅23個で、総メダル数は51と過去3大会を大きく上回り、史上最多だった2004年アテネ大会の52こに迫った。大会組織委員会による児童・生徒向けの「学校連携感染プログラム」は辞退する自治体が相次ぎ、
観戦者は約1万5千人だった。8月12日以降の選手らのコロナ陽性者は301人。国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長は5日、「日本がここで行ったような大会の開催はほかの国ではできなかったと確信している。日本の貢献を忘れない」と
語った。東京五輪、パラは13年前に開催が決まった。翌年1月に発足した組織委は残務整理をしたうえ、来夏をめどに解散予定。五輪会場の部分が無観客になったことで赤字は確実で、費用負担をめぐる国と東京都の議論が今後本格化する。(榊原一生)

2021/09/06(月)18:22:20.35(tiW0h1b80.net)


469濱中哲也

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◆想像力と対話 気づきの先に 東京本社部長 隅田佳孝
10代の活躍が光った五輪とは対照的に、パラリンピックでは中高年が輝きを放った。最終日の5日も、日本選手団最高齢で、視覚障害がある西島美保子さん(66)がマラソンで8位に入賞した。終盤は両足がつり、何度も立ち止まった。それで
も、きずなと呼ばれるロープの端と端を手に、腕の振りと歩幅を合わせてきた伴奏者と声を掛け合って42.195キロを走り抜いた。体を目いっぱい使い、動きに工夫をこらして、自らの可能性に挑む。そんなパラリンピアンたちの姿は障害や世代、
性別、国籍を超越した人間の「個」としての尊さを伝え、一人ひとりの違いを認め合うことで大切さを体現していた。一方で、五輪・パラリンピック開催までの曲折を振り返ったときに浮かぶのは、「多様性と調和」という大会の理念から程遠い
日本社会のありようだ。大会組織委員会トップの女性蔑視発言と後任選びの混乱を通じて、変わらぬ男性中心社会が浮き彫りになった。過去にナチスのユダヤ人虐殺を揶揄するコントを作っていた劇作家や、障害者をいじめた経験を雑誌記事で
反省する様子もなく語っていた音楽家が、開会式や閉会式の演出担当に選ばれていたことも明るみに出た。新型コロナの感染が急拡大するなか、政治は大会開催による事態の悪化を心配する声に正面から向き合わず、開催をめぐる世論を大きく二
分させてしまった。開催に反対する人たちの一部に、SNSでアスリートに反対表明や出場辞退を迫る筋違いな行為もあった。眼鏡をかけている人は眼鏡を外したとたん、街歩きもままならなくなる。老いれば視力が衰え、足腰が弱る。私たちはだれ
もが地続きの世界にいる。「多様性」と「調和」の間にあるのは、他を知り、思う想像力と対話のはずだ。東京を照らしてきた聖火が消えた。コロナ禍で人々の孤立と社会の分断はいっそう深まっている。だからこそ、大会を通して突きつけられ
た社会の自画像から目を背けず、選手たちがまいてくれた気づきの種を育てよう。その先にレガシーはある。

2021/09/06(月)18:22:46.40(tiW0h1b80.net)


470濱中哲也

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◆東京パラリンピック第13の日 日本のメダル
《陸上》
金 道下美里 女子マラソン
銅 堀越信司 男子マラソン
銅 永田務 男子マラソン
《バドミントン》
金 菅原大暉 男子シングルス
金 里見紗李中・山崎悠麻 女子ダブルス
銅 梶原大暉・村山浩 男子ダブルス
銅 菅原大輔・杉野明子 混合ダブルス
《車いすバスケットボール》
銀 日本男子

2021/09/06(月)18:23:12.39(tiW0h1b80.net)


471濱中哲也

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★「選挙の顔」意識 発信力競い合い・総裁選
立候補予定者ら
自民党総裁選(17日告示、29日投開票)に向け、党内で幅広い世論の支持を意識する動きが強まっている。総裁選の直後には衆院選を控えており、誰が「選挙の顔」になるか、立候補予定者らが発信力を競い合う状況だ。昨秋の総裁選で主要派閥に
担がれた菅義偉首相は、新型コロナウイルス対応などで支持率が低迷するなか、再選に向けた相殺不出馬を表明。衆院選で有権者の審判を受ける党所属議員は、今回の総裁選を衆院選に向けた「反転攻勢の場」と位置づけており、派閥の締め付けが
利きづらくなっている。すでに立候補を表明した岸田文雄前政調会長は5日、フジテレビの番組に出演。新型コロナ患者の病床確保について「法改正も念頭におき、国のリーダーシップをはっきりさせなければいけない」と強調した。一方、立候補
の意向を固めた河野太郎行政改革相は5日、竹下派の幹部と面会し、支援を要請。河野氏は週内にも立候補を表明する方向で調整している。高市早苗前総務省も立候補に意欲を示し、第2次政権以降では国政選挙で5連勝した安倍晋三首相が支援
する意向だ。安倍氏の出身派閥で党内最大派閥の細田派を中心に支持が広がっており、立候補表明に向けた調整を勧めている。立候補を検討している石破茂元幹事長はこの日、党内情勢の分析などにあたった。石破氏は昨秋の総裁選で敗れたものの、
地方票では岸田氏を上回った。菅首相が総裁選不出馬を表明した3日は、複数のテレビ番組に出演するなど総裁選をにらんだメディアへの露出が増えている。総裁選にはほかに野田聖子幹事長代行らが立候補に意欲を示している。今回の総裁選は全国
の党員・党友も投票に参加する「フルスペック」となる。国会議員と党員・党友にそれぞれ383票が割り当てられるため、地方組織の声が重みを増している。コロナ禍で総裁選の地方遊節や街頭演説は
中止となり、メディアなどを通じた「空中戦」の様相が強まりつつある。

2021/09/06(月)18:23:33.93(tiW0h1b80.net)


472濱中哲也

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★折々のことば🍃鷲田清一
自分のなかのよきものを育てたいと思えば、ソントクの関係からは離れていたほうがよいのです。(上野千鶴子)
作家・鈴木涼美に「なぜ男に絶望せずにいられるのか?」と問われた社会学者は、人を信じられるのは「信じるに足ると思えるひとたち」と出会ってきたからだと答える。人を損得で値踏みしていると、視線はブーメランのように舞い戻ってきて、
自分をも値踏みの中でした認められなくなる。共著『往復書簡 限界から始まる』から。

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|★天声人語|
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「雫石事故から50年がたちました。私たち遺族は悲しみをこらえ必死に生きてきました」。そんなお手紙を横浜市の深澤時江さん(73)からいただいた。コロナや五輪の陰で報道は少なかったが、航空史に残る大事故である。▶改正の夏空で
悲劇は起きた。1971年7月30日、岩手県雫石町の上空8500メートルで千歳発羽田行きの全日空機と訓練中の自衛隊機が衝突。乗員乗客162人全員が亡くなった▶犠牲者の多くは静岡県内の戦没者遺族で、北海道を団体でめぐった。深澤さん
のご両親は富士市で食堂を営み、月々の積立金で旅費をまかなった。父60歳、母52歳。初めての空の旅だった▶大学生だった深澤さんは知らせを受け、実家へ急いだ。飛び乗ったタクシーのラジオが搭乗者として両親の名を告げる。「飛行機
って落ちないかな」。出発前、両親に軽口をたたいた自分を責めた▶事故直後、防衛庁長官や航空幕僚長が辞任する。航空法が改正され、民間機と自衛隊機の空域は分けられた。空の安全は向上したが、深澤さんの心のなかで事故は終わら
ない。「三十三回忌や五十回忌を『弔い上げ』と言いますよね。でも気持ちの整理はちっともつきません」▶手紙を携え、雫石町へ取材に向かった。墜落現場は「森のしずく公園」として整備されている。主翼、尾翼、エンジン、胴体、
車輪……。機体が散り散りに降り落ちた様を示す地図が心に震えた。慰霊碑には数輪のリンドウが。晩夏の空にギンヤンマが舞っていた。

2021/09/06(月)18:24:09.60(tiW0h1b80.net)


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