◆◇◆◇胤舜◇◆◇◆
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394胤舜@どことなく個性派

AAS

NG

『 ラジカセ 』


愛は超えるものではなくて重ねるもの
そっと呟けば許されると思っていたの
いきなり歌い出されると心臓に悪いよ

イントロを大切にして歌うキミが好き
それは言い過ぎではないと言い切れる
肩を寄せて甘えるように眠りたいんだ

そっと傘を渡して歩き始めたなら優勝
風呂の気持ち良さが倍増するでしょう
腰に手を当てて飲むのはなんでもいい

表も裏も攻略して進むオートリバース
大好きなアルバムにはメタルテープで
あいつら今頃は何しているんだろうな

そっと差し出されたお土産は大の苦手
夕闇に涙を擦り付けて蓋をしたら終り
悩みは人並みに無いようであるんだよ

エアチェックは命懸けだったりしてな
なんのことか判らない人は検索してね
モノレールで逃避行ごっこしたあの日

2024/05/08(水)17:59:03.52(jQxCOfdt.net)


395胤舜@どことなく個性派

AAS

NG

『 寿命 』


あなたは明日の午後に寿命を迎えます

満面の笑みでそう言われたんだ

以前の僕ならOKって微笑み返したけれど

でも今はもうダメだ僕は生きていたい

僕はこれからも君と生きていたい

だからもっと

2024/05/08(水)17:59:35.59(jQxCOfdt.net)


396胤舜@どことなく個性派

AAS

NG

『 桜のあとで 』


向日葵にこの世を悟った夢を見ちゃうんだ
数え切れないくらい知らない事は沢山あって
って言うか無いと退屈するぜ頼むよマジで

紅葉が寂しがったまま泣いて落ちる
それはどうする事も出来やしない
ただ見届けるんだってば

ほら樹氷によろしくと挨拶しないと
柔らかい感じも好きなんだけれど
もう白く包まれて

そうして桜が咲く
蕾の頃から注目してよと言われています
ありがとう

2024/05/08(水)18:00:04.75(jQxCOfdt.net)


397胤舜@どことなく個性派

AAS

NG

『 初夏の声 』


初夏の声に凭れて
あの日を思い出している
君が僕に差し出した掌
それに応えたかった

煌めく波に映る運命
嘘みたいに重なった偶然
華やかな夜に溶けた二人の夢
寂しさだけが残った

震える瞳に歪んだ僕
強く強く君を抱きしめた
儚く響いて消えてゆく
遠く脆く君が零れた

眩しい日々を見つめる街路樹
面影は揺らいで連なる光
振り仰いで伸ばした掌
そこに答えがあった

2024/05/08(水)18:00:35.05(jQxCOfdt.net)


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