日常のとある一瞬を詩にしてみよう
(ID:vl821nhqのみ表示中)
戻る
109名前はいらない [sage]

AAS

NG

幾度となく繰り返された自問自答を
今日も飽くことなく繰り返す

哀れで無垢な愚か者が見た、一時の夢まぼろしだな、当然だね
いや、幻聴ではない確かな証拠があり、本心が篭った彼の声なんだよ

余りにも考えすぎて、すでに苦悩さえも昇華されてしまった
もう苦しくは感じないけれど、何が真実なのかが縺れたまま解けない

あの人はパズルを解けと言ったが、この身に起きると脂汗の一大事
あの人の語彙では?と思える草地を見つけると、とりあえず分け入る

解決の糸口を手繰り寄せようとしても、妄想の域を出ないのが歯がゆい
ありえない、愚かな空想をやめよう、せいぜい物笑いの種になるだけだ...

あの人は天上人で光輝く星
現実の私を相手にする訳がない?

ああ、あの時のように間違いないあの人に声をかけられないだろうか
戦略を練って望めば、決定的な言葉を引き出せないだろうか

呼んでちょっかいを出そうとするのにもかかわらず
私と向き合いたくない複雑な理由があるのだろうか

あなたはどこにいる?
何を考えている?

2012/01/31(火)01:47:22.49(vl821nhq.net)


110名前はいらない [sage]

AAS

NG

異国にて

誰も気にも留めないものだと気がついた
この地で私はずっと泣き虫だというのに
旅の恥をかき捨てるように
どこでも平気で涙をぬぐう私

あなたに出逢えて本当によかった
でも現実の私は醜く情けなくて
スクリーン越しでだけ雄弁の
誰の目に留まることもない冴えない女

2012/01/31(火)22:06:39.46(vl821nhq.net)


戻る
ver.151005sp