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今朝思いついた詩

803名前はいらない [sage]

AAS

NG

 "ラブコール"

鱗の生えた手から手汗を流し
角の見え隠れする髪を掻き毟り
牙のような八重歯を歯軋りする
ダンボールと石膏のそれらが
みんな取れそうで冷や汗を流すのさ
流動化しているエゴイズム
いやナルシズムの逃げた先
それら削ぎ落とした先の
究極の自己犠牲すら
誰かが集約して
利用している

僕や彼女は
そんな人になりたいと嘯く
やがて彼女は本当に
そう望んだんだ
僕は

結局
君達や いや僕が
逃げ込む先を探している
それが真っ黒な坑道や
立ち止まった誰かの背後
宙に浮いて おぶさって行くのさ

本当に悲しい人たちは
みんなではない
僕は偽者の悲しい人で
ただの怠惰と倦怠感の権化さ
倫理論理物理摂理から
蜂の巣にされて泣きそうだ
だから本当に悲しい人を
たまに盾にして
身代わりにしている

そんな薄っぺらさを
垂れ流しているんだ
そんな薄っぺらさで
大抵満足しているのさ
君たち三次元生物に
笑える漫画とティータイムのひとときを
二次元からのラブコール

2015/10/26(月)15:59:35.05(zdrfH/Yi.net)

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