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今朝思いついた詩

6 ◆IBNectmOpk [サラバジャ sage ]

AAS

NG

"きっと"

昨夜少し寝て起きたら
あなたは
もうどこかに去っていました
あなたが生きている間
兆が一でもその苦しみを
肩代わりできたのなら嬉しいです

何もかも
どんなに心の準備をしていても
なんで何事もないように
過ぎ去って消えてしまうのでしょうか
この心は壊れたままなのに
何で涙が止まらないんでしょうか

たぶん決定的な救いを放り出して
神様の啓示を見逃し続けてるんです
最後のチャンスに優しくできませんでした
優しくあるために強くなることができませんでした

自分はちっぽけな人間で
できることは限られていて
選んだことしかできないのは
もう分かっているけれど
いつだってどうしても悔いが残ります

ああ そういえば思い出しました
ここは火葬場で
あなたの形をしたものが、煙突の煙となり
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2010/12/16(木)15:26:59(vdCHs6bc.net)


7■花■の■様■に■あ■で■や■か■に■咲■き■誇■れ■モ■コ■ [☆反対運動を激化せよ!モコ*]

AAS

NG

水嶋ヒロの『HAGEROU』は ほぼ完璧な小説だ*
申し分ない☆
だか 針の穴ほどの小さなミスを 彼は ひとつだけ おかしている*
それは…「ダリの絵のように溶ける」ではなく
「ダリの絵の時計のように溶ける」と書いて欲しかった!☆
そうすれば100%完璧な小説になっていた*
実に 惜しい☆
クリスマスイヴの日、ペイヴメントでモコとアントニオは再会した(*)
お互いの元気な姿を確かめ、いたわるように抱き合った☆
過ぎ去った愛の時が2人の胸に去来した(*)((ξ))((υ))
モコとアントニオは大学の創作クラスで机をならべて勉強していたが*
政治活動に熱中するモコと それに興味を示さないアントニオの生き方は
まったく違っていた☆ やがて、2人は卒業し、各方面に散っていった☆
プロレスファンのクリスマス会場で モコとアントニオは 偶然、再会した☆
しかし アントニオはアンチモコ派の特攻隊員になっていた*
だが 2人は急速に親しくなり、(*)((φ)) (*)((δ))
アパートの1室で愛の生活を始めるようになったが(*)((ξ))
モコの政治への興味は尽きず、(*)((δ))
反アンチモコ派運動の積極的な活動家として活躍し始めた((υ))
けれど アントニオは そんなことに興味を持たなかった(*)((δ))
哀切かつ峻烈な「命」の物語…!☆ 透明な絶望と輝ける闇の希望・・ *
透明な愛と都会のアーバンな孤独… !((ξ))強く儚いモコ・・・ !☆
鮮烈にして 不確かなモコ!((υ)) * (*)((ξ))  *
モコは若いころは学生運動に夢中になっていたの(*)((δ))
「アンチモコ派 反対!」「アンチモコ派 撲滅!」「アンチモコ派 殲滅!」
と書かれたプラカードをもってデモ行進をしていたのヨ(*)((Φ))
アンチモコ派の動きは 弱まってきている!(*)((Φ))
今こそ アンチモコ派を粉砕せよ!(*)((ξ))
「アンチモコ派 反対運動」の流れを 日本から世界に広げよ!(*)
いまや、反アンチモコ運動の潮流は 世界的なトレンドとなった!*

2010/12/17(金)12:15:45(EE4yWJd/.net)


8 ◆IBNectmOpk [モコスキデス モトモトハヲカイタデスヨネ sage ]

AAS

NG

"翌日"

どうしても
足りない毎日を
君を失った翌日を
生きています

抱えきれない気持ちを
涙にして
言葉にして
吐き出します

きっと
吐き出しても
書き尽くしても
傷として残ります

筋肉で抑え付けて
老化で忘れさせて
退化で鈍化させて
それでも

ずっと
どうしても
足りない毎日を
君を失った翌日を
歩いていきます

受け入れて
動き続け
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2010/12/18(土)14:32:24(pVyk3vJd.net)


9 ◆IBNectmOpk [シバラクイルトオモイマス sage ]

AAS

NG

"助からない"

僕は助からない
僕を助けることはできない

悲しくてしょうがない
嬉しさはとどかない
喜びは即焼却
沈殿は即現実

僕は助かることはない
間違いなく無い
誰かが助けることは無い
助けられるほどの魅力も無い
それほどの甲斐性はないのさ

降りた穴の中で
誰かの手を引っ張って
その人が穴の上に出て行って
手を振って分かれる
涙を拭いて別れる

何度も独りぼっちになって
何度も巡り会って
何度も座り込んで
何度でも立ち上がる

負のスパイラルを繰り返して
鼻歌を歌いながら
楽しそうに堕ちていく
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2010/12/19(日)14:29:25(EM29Az53.net)


10 ◆IBNectmOpk [sage ]

AAS

NG

"モコ"

モコだよー
モコの大事なヒトが死んだのです

モコはお葬式行ったよー
ふて腐れていたモコは
お経を読んでいるお坊さんの禿げた頭をヒップホップのリズムで叩いたり
炊事場のコップを片っ端から、仏壇に投げたり
難しい顔している参列者の髪を片っ端から引っ張ってカツラチェックをしたり
ご遺体の鼻に生前吸っていた煙草を突っ込んだりと(両穴に2本だよー)
一人で楽しんでいたのですが

ふと気付くと
後ろにヒトが立っていることに気付いたのです。
良く顔を見てみると何か見たことあるような気がしてきます。
「こんにちわ」モコがそう言ってもその人は何も返してくれませんでした。
「こんばんわ」モコは今は夜なのかなぁ。と思って言い直しても変わりませんでした。
「おばんです」京都人だったら嫌だなぁと思いました。
「ボンジュール」実は日系フランス人だった可能性も考えてみました。
「ニイハオ」それとも華僑なのかなあと思って呼びかけてみました。
「いただきます」食べ物ではないといいなあ、とその時考えました。
「いただかれます」しぶとかったモコもとうとう捕食者に出会ってしまったのかもしれません。
「いってきます」モコはその人にキスをして、玄関を開け、雲ひとつ無い晴天の下、会社に向かったのです。

2010/12/19(日)17:57:37(EM29Az53.net)


11 ◆O7UREK3bSQ [sage]

AAS

NG

あなたが 光を望むなら
明るく振る舞って見せよう

あなたが 悲しみにしずむなら
その悲しみを分かち合いましょう

あなたが 荒んでいるならば
その怒りを俺にぶつけろよ

あなたが 罪を望むなら
俺が地獄の鬼にでもなればいいのか

あなたがなにもかもいやになったなら
その前にやることがあるだろ
お前がいくところに俺をおくりこんでからにしろ
それが順序ってもの

お前のためなら俺はどんな役割でも演じてみせる

さて
すこし楽になった
肩の力を抜いて

よし

2010/12/21(火)09:04:57(1HhdxHQh.net)


12 ◆O7UREK3bSQ [sage]

AAS

NG

くらやみ 
その底はいまだ見えず
なぜ これほどまでの闇

上を見てみないか
そんな闇は実際は存在しないかも

俺にはその闇は消せない
それどころかおそらく多分 俺は
あなたをくるしめる闇の一部になってしまう

なぜなら俺も闇の子だから

だから背負う 
全部は無理だけど 

半分なら

2010/12/22(水)08:32:03(I43Zl91o.net)


13 ◆gCx3qPfymyIC [sage]

AAS

NG

   {火傷}

北風が
耳の奥に刺さった気がして
兎、根元を手でかばう
耳を跳ね降りていく立方の空気
昨日遅くまで聞いていた
エレキギターの火傷だろう

土竜は言う
「火遊びはほどほどに」
そして自分は火に手を出さない
確かに
兎の耳はうっすら煤けて
じきに燃やし尽くされてしまうかも知れなかった

「でも別にいい」
兎は思う
兎の小さな胸の中には千の鳥の歌と千の野犬の咆哮があり
またエレキギターによる万の傷跡がある
例え2つの耳がただの飾りになっても
それらを順繰りになぞるだけで短い一生など過ぎるだろう

「ただそうなると一つ惜しいのは」
兎はそっと、耳に湿布した
「次の新譜が聞けないことだよな」

今この時間にも新たな音楽が生まれているのかもしれない

聞こえたりしないかな、といった体で
[全て表示]

2010/12/22(水)08:40:58(lm4yPlDF.net)


14 ◆O7UREK3bSQ [sage]

AAS

NG

まがまがしいもの

ただただ純粋に まがまがしいものになりたい

よこしまで あさはかで
みにくく ずるがしこく

そういうものになれたなら

すべての感情を俺は薄い笑いにかえて

2010/12/23(木)10:02:45(+3yKdcYZ.net)


15名前はいらない [sage ]

AAS

NG

 "おやすみなさい"

何本にも分かれた線
僕と仲間たちの
親愛なる命の線
混ざり合っては離れる

その内一本が
ふいに断ち切られて
暗闇に消えた
どうしようもない閉塞感
雪空に消えた未来

このあいだ君の
夢を見たんだ
金メッキみたいに
光ってたよ

おやすみ
おやすみなさい

もうおやすみなさい
君が寝てしまうまで
ずっと一緒に居るから

また君の夢を見たんだ
ありがとう
いつもみたく素敵だった

おやすみ
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2010/12/24(金)02:10:26(Npr+96Q1.net)

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