>>133さん
高橋克彦さんがご指摘されたように、
なめくじ長屋の江戸描写は大変濃密なものです。
(個人的には「心中不忍池」における
クライマックスの祭り描写が心に深く残っています)
そのうえ、ミステリとしてもきわめて濃厚。
どちらか一方を高めるだけでも大変なのに、
二つを極めて高い水準で両立させている。
まさに奇跡的作品です。
素晴らしい作品が、誹謗中傷によって誤解されないよう
これからも感想をしっかり書き続けようと決意しました。
そのような作品をなぜ、あのように貶められるのか。
正直不思議です。
たとえ好みに合わなかったとしても、
別の攻め方を選ぶと思うのですが。