Windows NT 4.0のあまり知られていない事実
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/960919/nt40us.htm (画像) ん!?この画面は!?
右の画面キャプチャ、一見何の変哲もない普通のWindows NT 4.0のように見えるが、よく見ると驚くべき事実が2つ隠れている。
画面から解る事は、
PowerPC版Windows NT 4.0(英語版)
Netscape Navigator 3.0 (32ビット版)
日本語表示
この3点である。「ん!?」考えてみるとちょっと変だ。
まず、PowerPC版Windows NT 4.0でx86版Win32アプリケーションが動いている。
RISC版Windows NT 4.0は、386コードセット(386エンハンスド・モード専用を
含む)で書かれたWin16アプリケーションに対応したのは知っているが *1 、
Win32までその対応範囲を広げたとは聞いていない。もちろん、Netscape
Navigator 3.0のPowerPC版が出たと言う話も無い。更に、IE 3.0のように
International Extensionsを持たないNetscape Navigator 3.0で日本語を
表示している。
何だこれは!?
*1 RISC版Windows NT 3.xまでは、スタンダード・モード用で、286コードセットの範囲で書かれたWin16アプリケーションしか動かなかった。