>>184 つづき
心室の脱分極中の心臓の双極子は、「QRS複合体」として知られている心電計の出力に一連の波を生成します。心室の再分極
に関連する双極子の変化は、心電計にT波として知られている出力を生成します。これらの波と複合体は、医療診断で一般的に
使用されます。心臓が拍動するときの電場と心臓の生理機能の詳細については、"The Electrocardiogram as an Example of
Electrostatics"「静電学の例としての心電図」と題されたAmerican Journal of Physics,vol.41,p.824のR.K.Hobbieの刊行し
た論文内で説明され、その全体が参照により本明細書に組み込まれます。
>>186 つづき
2つの連続する拍動中に心臓により生成される電場の双極子モーメントの直交成分が図3Aに示されます。P波(80)、
QRS群(82)およびT波(84)の間の電場の直交成分の大きさが、電場のx、y、およびZ成分を表すグラフに示され
ています。
人間の対象者の胸部からの反射を照明および観察するためにシステムが使用されたときに取られた、本発明による遠隔検出
システム10からの出力を示すグラフが、図3Bに示されます。グラフ100は、約6秒間隔で配置され、対照者の呼吸を
示す一連の大きな特徴102を含みます。さらに、グラフ100は、2秒よりも離れていない間隔であり、対照者の心臓の
鼓動を示す多数のより小さな特徴104を含ます。