釣りで経験した怖い話 第6話
(ID:VpUPAIFhのみ表示中)
戻る
210名無し三平 [sage]

AAS

NG

”ゼロテスターとは釣果ゼロの我慢の限界に挑戦し、
釣具屋の売上に貢献する勇気と大漁希望と酒量にあふれる1人のおっさんのことである”

先日、某漁港隣のサーフで投げ、フグ1匹当たらず、
サーフから遠くに見える防波堤ではテトラの隙間をちょんちょんやってたご同輩が、
しまいにゃへたりこんで何事か考えてる。
おれも置き竿にしてへたりこんで開き直ってたら、漁港から様子を見に来た漁師さんが、

「あ〜、昨日まで物凄い赤潮でな、そりゃもう海が真っ赤よ。
定置網にも何もかかりゃせんぐらいでの。
今は海もきれいになっとるが・・・そうじゃの、仮に釣れるとしても今晩ぐらいからかのう・・」

・・・赤潮のプランクトンがどっかに流されて、
根魚までいなくなってる魚が戻ってくるまでには・・・もっと時間かかるだろ、

「お前さん、そうがっかりするな、ここ、運がよけりゃ大きなヒラメも掛かるんじゃぞ。
よかったら日を置いてまた来いよ」と、漁師さんがなぐさめてくれたのはいいけど、
見た目には波打ち際の水も澄んでる清浄な海なんだが実は魚のいない海ってことだよな、
見た目じゃわからん海の怖さなんだよなあ・・・と、思った次第。

2022/05/01(日)18:17:42.39(VpUPAIFh.net)


戻る
ver.151005sp