孫オーナーがまたも改革案

　「世界一決定戦」実現に向け渡米していたソフトバンク孫正義オーナー（４７）が、
またも新改革案をぶち上げた。１８日、米国から帰国すると、都内のホテルで会見に臨んだ。
「本当に世界一を決定する場を作りたいと申し上げてきた。検討に値する話
ということになった」と、訪問したＭＬＢ幹部やヤンキース幹部らから好感触を得た。
来シーズン後にもホームアンドアウエー方式での開催のプランも伝えてきた。
しかし、さらに、今回の渡米をヒントに新たな改革案を練りだした。

　その１つが福岡ドームの観客席の増設。渡米中、米国で球場専門の
設計を行う建築家と会う機会があった。「福岡ドームの座席数を増やしたい
と相談を開始しました。現在は３万４０００人しか入らないと聞いた。
可能なら４万席から５万席にしたい」と夢を膨らませた。

　増設の方法は、これまでの野球の概念にはとらわれないつもりだ。
「例えばオペラ（会館）や映画館のように、２階席を設けるようなね。
野球がない日にドームをどう使うかによって改築の仕方が変わるけど、
野球中心でいきたい。他のイベントなどに支障があっても構わない」。
できれば、今シーズン終了後にも着工にとりかかる意向をもっている。
実現すれば福岡ドームがさらに「劇場化」することになる。

http://www.nikkan-kyusyu.com/view/da_1108816525.htm

斉藤が天然芝を懇願

　斉藤が福岡ドームの天然芝への変更を懇願した。
ソフトバンク孫社長が、ファンとの交流ができる球場改修案を持っていることに加えて、
持論を口にした。「お金があるからと言って、何でも頼むのはよくないが」と前置きした上で
「すぐに変えることは無理だと思うが、人工芝でやるより天然芝の方がいい。
野手もケガを恐れず、思い切ったプレーができるしね」と話した。

http://www.nikkan-kyusyu.com/cgi-bin/vi/view.cgi?id=1102338139&jl=da