「多重人格だから〜」とか言えば冗談で済むこともある

娯楽から遠ざからないと見えてこない世界があるわけよ
テレビやネットを断つわけじゃないけどな

みずからの記憶を語れる人はなんかカッコいい
そういう話をしっかり聞いて受け止める人もカッコいい

過去を語るとき、他人事のように語ると何がベストだったのか理解して知恵になる
ネットの役割は偉大だが、自己を変えることはできないだろう

うまく表現できないが、姿を表して相手に向かって話すということは大きな意味があると思う
「表現」とは何か…

この世は割り切れないものだ
割り切れないからこそ、割り切れない無限の組み合わせがある「表現」があるのだと思う

そう、誰も彼もいろんな側面があり、人の存在を割り切ることはできないのだ…

人間は表現し続ける生き物なんだなーということかな

個人ってのは身だしなみとか話し方だけでも受け入れられ方が違うんだからな
何者かを自分で決められるってところが面白さがある
（諸行無常で老化し続けるわけだから、若さって儚い）

過去に手にしていたおもちゃを手にして（あの頃は未熟だった…）と思ったり、
過去の写真を見ては（ダセェ…）などと言っている現在は満足があるんじゃないかな

時代は否定の繰り返しで上書きされ続ける
時代を経て尚、価値があると認められ続けている「表現」（表現者）は時代の勝利者と言えるのではないか

自分もそんな「価値」を創り出せる可能性がある立場にいるという思いにすがるのは…
それもまた過去に埋もれる一つになる可能性があるってことだな

人と話すということは、自分は何者か決めることができる機会だと思う
アーティストが人と話すのを恐れたら良くないのではないかな？
ブログに言いたいこと書いたから話すことはありませんみたいなのは寂しい