時期的にどこから書こうかな・・・とりあえず中学時代からいきます。

当時の僕、特に特徴もなく。勉強は下の上か中くらい。一応運動部だったけど特にすごいわけでもなく。
何か特技もなく、人並みに漫画とかアニメが好きなくらいで特別な趣味はなく、将来の夢や目標的なものもなかった。
だから中学は休みがち。定義的には不登校になるのかな。別にいじめられてたとかはない。親友ってほどのやつはいなかったけど、普通の友達くらいは何人かいた。
でもなんか、日々に活力的なものはなかった。

そんな感じで中3になった。受験シーズン。みんな〇高校、△高校いろいろ志望校を言い合ったり、先生と相談したり、塾に行くやつが多くなったりしていた中、僕はなんかその雰囲気というか、空気になじめずに居心地の悪さを感じていた。
でも周りが行くから自分も行くっていう理由で一応高校受験はした。でも休みがちだったのは相変わらず。願書出しに行く日も学校休んで親に行かせてた。
下の中で行ける公立高校に合格した。親も喜んでくれたし、一応僕もうれしかさはあった。
でも入学が近づくなり、不安でいっぱいになった。行って何をするのか？その先に何があるのか？自分は何がしたいのか？
今から思えば、誰もかれもがそんな目標とか希望を持ってるわけじゃないのに、なぜか自分だけがそうだと思っていた。漠然とした不安はどんどん大きくなってきた。

うーん、人が見やすいように書けてますかね？不安。

で、そんな状態で入学式。この日は特に何もなく終わった。次の日のオリエンテーション。先生からの説明があった。
その内容がまあざっくり書くと、「中学と高校は違う」「資格を取ったり、進学や就職を考える！」みたいな内容だった。
漠然とした不安でいっぱいだった僕はその説明を聞いて抱えられる許容量が超えてしまった。
資格なんか取れるわけない。就職なんかできるわけない。そもそもどうしたらいのかわからない。ってなった。

わからなくて当然で、少しずつやっていけばいいんだろうけど、当時の僕にはそういう考えはできなかった。

>>4
見てくれてる人いた！ありがとうございます。
偏差値いくつだったのか、わかりませんｗそんなことも考えてませんでした。

オリエンテーションを終えた次の日、学校を休んだ。
それから行ったり休んだりを少しずつ繰り返してだいたい6月くらいには学校行かなくなった。
担任の先生とか保健室の先生とか来てくれたりしたけど、話聞く気になれなかった。

母親は悲しんでた。父親はぶち切れてた。弟と妹も気を使ってた。
家族内の空気をひどいものにしてしまっていた。

もう当時を思い返すと・・・なんて言ったらいいんだろう。「絶望」の一言。
これからどうしたらいいかわからない。どうにかなるとも思えない。死んでしまったら楽だと思ったけど、そんな勇気はなかった。

朝起きて、テレビ見て、ゲームして、ご飯食べて。一日が恐ろしく長かった。

結局高校はその後すぐに中退。
親戚にも同情されたり、責められたり。
1回某デパートのおもちゃ売り場のバイトの面接行って、合格して「やっと引きこもり脱出だ！」って喜んだ。母親も喜んでくれた。
でも説明会的なのにいって、業務内容聞いて、「あ、難しそう。できるかな・・・無理だろうな・・・」で、高校入学時と同様、許容量をオーバーしてしまって。結局1日も働かずにバックレた。

それから正月を迎えたがもちろんまったく浮かれる気分にはなれなかった。家族や親戚も気を使っていた。
引きこもりからちょうど1年が過ぎたころ、妹が近所のスーパーの求人募集のチラシを持ってきてくれた。
ありがたかった。こんな情けない兄に対して。
震える指で電話した。「あ、、、あの、、アルバ、アルバイト、、募集見ました！」声もかなり震えた。

ここの店長がヤンキー上がり風なおっちゃんで、いい人だった。雇ってもらえた。
初出勤の前日、すごく緊張した。家族もそわそわしてた。

>>9
すいません、こことの違いがわかりません(泣)ぜひそっちに書きたいのですが、どう検索したらいいですか？

すいません、なんｊとかについて調べていて。あ、これか。と思ったのですが、読んでくれている人がいるのでここで続き書きます。

で、朝の10時にスーパー初出勤。店長と一緒にレジ打ちや陳列をやった。店長は簡単なことを優しく教えてくれて、ありがたかった。今でも感謝している。
15時までの勤務で初バイトは終了。引きこもりをひとまず脱出できてほっとした。
たかが5時間のバイト。でも初バイトだ＆引きこもりからの精神的プレッシャーに押しつぶされそうになった疲労感は半端じゃなかった。
家に帰っておしっこしてるとき、足が震えて危なかったｗ

学校から帰った弟妹、パートから帰った母親が「どうだった！？どうだった！？」とすごく聞いてくる。
「大丈夫だった」と伝えたらすごく喜んでくれた。僕が作ってしまった家族内の悪い空気をやっと変えることができた。
その日は家族で焼き肉を食べに行った。10年前のことだけど今もはっきり覚えてる。

それからは週2〜3回の勤務に入った。慣れてくるとあんまり忙しくないスーパーで暇になった。
引きこもり期間のもやもやが大きくて、もっとなんかちゃんと働きたかったから少し物足りなかった。やや贅沢に聞こえるかもしれないが。
妹が高校進学したこともあって、焦りもあった。

でも初給料はうれしかったなぁ。ドラクエ5を買った。数万円の給料でもなんかものすごく価値のある大金に思えた。

あれ？なんかあと400秒待てとか制限されるから書き溜めていきます。


「よし、もっとバイトしよう」と思っていろいろ探して、今度はコンビニのオープニングスタッフ募集の張り紙を見つけてここに応募した。
合格してバイト掛け持ち生活が始まった。
コンビニはオープニングでいろいろバタバタしてたけど、その分楽しかった。バイトも入れ代わり立ち代わりいろんな人がいて、引きこもりの間は全然人と知り合えなかったし、スーパーは同年代のバイトいなかったしね。
そこで同じ時間帯に入ることの多くなった2人の女の子と仲良くなった。
ひとりは同い年で高校2年生の倫子。(美人ではないが愛嬌のある子。ぽっちゃり)
もうひとりは一つ年上の高校3年生のゆきさん。(美人。ちょっとギャル系。幼児体系)もちろんどちらも仮名。
引きこもり期間や脱してからも女の子との出会いは全くなかったからすごく浮かれた。個別でご飯いったり、3人でいったりもした。

でも、この付き合いのせいでまた新たなもやもやが発生してきた・・・。

もやもやの原因は詳細に書くと長ったらしくなるので、ざっくり書くと「学歴コンプレックス」かな。
僕は基本朝から晩までとか、昼から晩までの勤務。で倫子とゆきさんは学校終わってから夕方からの勤務だった。

そうするとやっぱり二人からは「学校に通っている」という雰囲気は感じ取れてしまうし、二人がほかの人と学校の話をしていたりするともやもやした面白くない気持ちになってしまう自分がいた。

1年たって、倫子は高3になってゆきさんは短大に進学した。
高3になってから進路のことを考える倫子にはよく相談されたりしたし(相談といっても倫子の考えてる進路を聞いて「へー」っていう感じ)、ゆきさんがコンビニ店長に「よう、短大生！」って言われてるのを聞いたりして、僕のもやもやはもっとでかくなっていった。


で、ある日倫子に「大学のオープンキャンパスについてきてほしい」と頼まれた。一人で行くのは不安とのことだった。普通オープンキャンパスってそこを受験する友達と行くと思う。から、たぶん半分はデート的な意味だったと思う。

当時も思っていたし、今思い返してもわかるが、たぶん倫子は僕に惚れていた。僕も倫子のことは気になっていた。
初恋、と言えるかどうかわからないが、少なくとも引きこもり期間にはなかった感情だし、できなかった経験だった。

ただ、最初に書いたようにこの時期の僕には倫子とゆきさんに対する「学歴コンプレックス」があった。
オープンキャンパスは正直行きたくはなかった。でも行った。

>>18
おっぱいはないですねーｗでも後々描写くらいは書くかもしれません。それでご勘弁を。

その後、倫子とケンカになった。バレンタインのチョコをくれるという話になったときに(前の年ももらってたから、もう出会って1年以上かー)、「僕にくれなくていいよ、もっとちゃんとした人にあげたほうがいい」的な返事をしてしまった。
それに倫子が怒った「ちゃんとした人って何？　なんでそんな言い方するの？！」

で、少し気まずくなった。

それから、シフトを代わってほしいと言われたのを断った時も喧嘩になった。

それから、倫子がサボった。それを僕はひどく言った。「そんなことするやつと思わなかった。幻滅だ」的な内容で。これは直接倫子ではなくほかのバイト仲間に言ったのが間接的に倫子に伝わった。

この一連の時期の僕の心境というと、やっぱり「コンプレックス」が大きかった。
バレンタインの件は強がりかな。　シフトの件は当てつけかな。　サボりの件は、高校に通ってる倫子がうらやましかったから、初めて見つけた弱み！みたいになって意地悪な気持ちになった。
うーんなんて小さい男・・・・・・情けない。

で、関係が修復できないまま倫子は大学に進学。バイトも辞めてしまった。

倫子がいなくなって、寂しい気持ちがあったり、反省する気持ちがあったり、コンプレックスを感じずにすんでほっとする気持ちがあったり、複雑だった。

で、僕はその後も数年コンビニバイトを続けていたけど、これも「なにか違う」という感じだった。
妹は大学進学、弟も高校進学、従兄弟は就職したりしててまた焦りが出てきた。もっとちゃんとしないと。

というわけでいろいろ考えた末にコンビニを辞めて(この時点でスーパーは辞めてコンビニ1本でバイトしてた)介護施設でアルバイトをすることになった。

介護施設はすごく大変だった。人出は少ないし仕事は多いし。くたくた。
でもここは居心地がよかった。学歴とか関係なかったし、そんな話をする人もいなかった。僕のコンプレックスは少しずつ表面化しなくなってきた。

ここでは働きが評価されてと、慢性的な人手不足もあって1年後に正社員になることができた。
引きこもり時期からすると夢のようだった。嬉しかった。
給料は安いけど、初めて時給から月給になったし、人生初のボーナスももらえた。

しかし正社員はすごくきつかった。勤務時間は長くなったし、残業もあるし、夜勤もあるし、24時間体制の施設だから緊急呼び出しもあったし、とにかくきつかった。
1年で辞めたくなった。

この時期、コンビニバイト時代からつながりがあったゆきさんの紹介である女の子と知り合った。
名前は光としておこう。(当時大学生。美人ではない。どちらかといえばブサイクな部類なはず。ぽっちゃり)

光は決して好みのタイプではなかったが話が合う感じの子で、年下で甘えてくるかわいらしさもあった。すぐに付き合うことになった。何気に人生初彼女だったｗ

この時期は仕事のきつさで心が折れそうになったが、光に会うのが楽しみでなんとか頑張れた。
光は大学生だったが、僕は一応就職もできていたから「学歴コンプレックス」が顔を出すことはなかった。

安月給とはいえ実家暮らしだったらかお金に困ることはなかったし、光にいろいろご馳走したりすることでむしろ胸を張れたりしていた。

ただ、付き合って1年が過ぎるとよくケンカをするようになった。内容はほんとに些細なことなのだが、僕は光をあっさり許せなかったり、素直に謝ることができなかった。
相手が年下ということも原因だったかもしれない。

最終的に付き合って1年半後に分かれた。泣いた。

それからすぐに光の友人と仲良くなった。この子は春香としておく。(光とは違う大学の学生。ややかわいい)
春香は光と別れてから落ちこんでいた僕を慰めてくれたり話し相手になってくれたりした。

で、そうこうしてるうちに春香と付き合うことになった。

春香は年下なのにあねさん女房的な存在だった。大学生なのに僕の仕事の愚痴をよく聞いてくれたり、慰めてくれたりしてた。

でも付き合って1年くらいすると光のときと同様にケンカすることが多くなった。やっぱり些細なことでも春香を許せなかったり、些細なことで腹を立てたりした。

今だからほんとによくわかるんだけど、僕は光のことも春香のこともそこまで好きじゃなかったんだと思う。
嫌いじゃないし、付き合えそうだから付き合った。という感覚だ。追いかけるような恋じゃないし、だから些細なことを許せなかったりしたんだと思う。

どちらかというとコンビニ時代の倫子に対してのほうが追いかける恋ができたかもしれない。(あのときは学歴コンプレックスに邪魔されたが)

とはいえすぐに別れはしなかった。もうちょっと春香を大切にしようと思いなおした。

それは春香にも伝わって、しばらくはいい感じに戻れた。

で、この時期僕は仕事に疲れ果てていた。気づけば5年続けていた介護職。この間、就職してすぐに車の免許を取った。介護福祉士の資格も取った。

どちらもそれほど大きなことではないが、引きこもりを脱する時期を思い返すと、「スーパーのバイトに行くのに震えながら行ってた自分が…」と少しだけ自分に自信が持てていた。

で、年もそんなに若くないし、このまま介護職を続けていていいのか？と考えた。まあ僕的な人生を振り返る、考える時期になった。

そして決心した。「高校に行こう」と。あの時できなかったことをやろうと。
でもよくよく考えると今から高校行って卒業したら30超えるし、それなら高卒認定でいいかと思った。
高卒認定取って、それから専門学校か大学に行こうと考えた。

仕事を辞めた。上司には引き留められたが、介護職はきつかったし、これを機にキャリアアップしたいとも思った。

仕事を辞めた僕は高卒認定に向けて勉強を始めた。これまでまともに勉強してきてなかったから大変だった。数学とか英語とか全然わからん・・・。

これは受からないんじゃないか？　とめちゃくちゃ不安になってきた。この不安のせいで春香ともよくケンカした。

その後高卒認定はなんとか合格できた。
次はいよいよ大学受験。社会人入試という制度があることを知り、自分の貯金でも通える公立大学を探した。

社会人入試は一般入試と違って科目は少ない。その少ない科目に集中して対策した。
オープンキャンパスも行った。少しだけ倫子のことを思い出したｗ

この時期、勉強の合間に新たに行き始めたバイト先で恵那という女性に出会った。(一つ年下。美人とかわいいの中間くらい。胸はまあまあ)

この人は僕の一つ年下なので若くはないのだが、天然というタイプの人で、年齢よりも若く感じられる人だった。
僕とはある共通の趣味があって話が合った。

恵那と話しているとめちゃくちゃ楽しかった。こんな気持ちになれたのは初めてだってくらい楽しかった。

とはいえこの時期はまだ春香と付き合っていたし、一応受験生だったので恋とかそういう気持ちではなかった。

だが、恵那と話す楽しい時間が自分の自然でいれる時間だと感じられるようになっていき(この時点で恋しているのだが、この時期はそう思わなかった。思わないようにしていたのかもしれない)

そして受験のプレッシャーもあり、春香と会っても全く楽しめなくなっている自分に気づいた。

春香とはあっさり別れた。

この時は喪失感とか、悲しさはなかった。受験に集中しなければ。と思っていた。

とにかく過去問を解きまくった。小論文を書きまくった。一人で勉強するプレッシャー、落ちたらただの無職というプレッシャー、本当にいましていることは正しいのか？という不安。
毎日押しつぶされそうだった。机に「大丈夫！落ちてもいい！」とマジックで書いたりした。自分に暗示をかけようとして逆にノイローゼのようになった。

受験1週間前にバイト先のおばさんたちが飲みに誘ってくれた。これはいい気分転換になったと今でも感謝している。


そしてとうとう受験当日。入社式以来のスーツを着て、大学に行った。オープンキャンパスの時期以来だ。

めちゃくちゃ緊張した。席は教室の一番前の席だった。周りは高校生がいっぱいいた。(当たり前か)

あとから聞いたら、僕は一番前の席でめちゃくちゃそわそわしてる変な奴だったらしいｗ

で、いざ試験。手ごたえはぼちぼち・・・。わかる問題があったりわからない問題があったり・・・。

それよりも面接だ！社会人入試だから面接は特に重視されるはずだ。と挑んだが、面接官との呼吸が合わない感じで、思っていることをうまくしゃべることができなかった。

家に帰って泣いた。絶対落ちた。面接でアピールできなかった！

恵那にラインした。めったにラインはしなかったから少し緊張した。

「落ちたんですねーでも勉強したことは無駄じゃないから、大丈夫ですよ」と返事が来た。

一応まだ落ちてないんだけど、なんか肩の力が抜けた。

合格発表前日にはほかの専門学校の願書を取りに行ったりした。落ちたら専門学校に行くということも考えた。


当日、10時に結果発表。携帯を持って公園に行った。誰もいないところで一人でみたかった。

・・・・・・受かってた(´･ω･｀)

ガッツポーズした。

一応公立大学だ。高校をすぐに辞めたこと、引きこもり時代、学歴コンプレックスに悩まされたフリーター時代を思い返すと奇跡だった。
母親も、親戚も喜んでくれた。

恵那とはお祝いで焼き肉食べに行った。



これが2年前の話です。今も無事に大学に通えています。

うーん、なんか淡々と書きすぎてしまったかな？なかなか難しいですね。
つたない書き方で申し訳ない。でも読んでくれた方々、ありがとうございます。

もし質問とかあれば答えます。