■ Remote Magnetic Manipulation of Nervous Systems
   神経系の遠隔磁気操作

　 米国特許番号：6238333 B1/ May 29, 2001/ Hendricus G.Loos, 3019 Cresta way Laguna Beach,
Calif.92651


>>19 つづき
  磁場の時間依存性に方形波(矩形波)を使用しても同様の結果が得られますが、方形波の高調波が強い
ため、正弦波にはない独特の不快な感覚があります。効果は、全身磁場の適用と、局所磁場の局所適用で
得られ、頭部または頭部から離れた身体領域のいずれかに処理されました；後者の場合の励起の成功は、
磁場が体性感覚神経に作用できることを示しています。磁場振幅を除くすべての実験パラメータを修正
すると、説明されている生理学的効果は、「有効強度ウィンドウ」と呼ばれる間隔内のフィールド振幅に
ついてのみ観察されます。感覚共鳴のこの特徴は、妨害防護神経回路が高次の処理からの即時の反復的な
感覚信号を遮断するためであると理解できます。防護回路が動作するためには、妨害信号の振幅が特定の
しきい値を超える必要があります。これは、有効強度ウィンドウの上限を説明します。ウィンドウの下限
は、単に感覚信号の検出しきい値によるものです。

>>21 つづき
  周波数が0.55Hzで振幅が2.3ナノテスラのほぼ均一な回転磁場を全身に適用すると、約2時間の暴露後に
頭がぼんやりとし、約1時間後に性的興奮が起こります。この実験の回転磁場は、合計磁気モーメントが>6.5Am^2の2つの永久磁石を搭載した33rpmのフォノグラフターンテーブルを使用して得られました；
被験者までの距離は10.4mでした。33rpmターンテーブルの使用は便利ですが、周波数は1/2Hz感覚共鳴の
励起に最適ではありません。これは、874特許に記載されている共鳴周波数のドリフトを考慮した、
生理学的応答を得るために必要な長い曝露時間を説明しています。磁場を全身的に適用した他の実験では、
不均一性はわずかに大きくなりますが、局所的な磁場を局所的に適用した場合と同様の結果が得られて
います。図３〜５に示される回転磁石デバイスは、膠着状況での法執行の文脈で後に説明されますが、
治療目的のために同様に使用されても構いません。この装置は、単一の建物または建物の複合体における
多数の被験者の集団治療に使用できます。