ケインズ
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89名無しさん@お腹いっぱい。

AAS

NG

45°線分析を最初に発見したのが1935年北欧のジャンセン☆で
ケインズより早い。
ただ英語版出版は1939年でこの英語版しか確認出来ない。
45°線分析を英語で最初に発表したのは1937年のカレツキ☆☆だ。
ケインズはヴイクセルやカーン、マルサスの影響を受けている。
自分の理解ではケインズは特にヴィクセルから流動性選好のアイデアを
もらっている。これはヒックスが図式化した。

有効需要の概念を広く捉えるならゾンバルトやツガン=バラノフスキー
が重要で、特にツガンは軽視されすぎている。
カレツキのアイデア元はツガンとカウツキーの議論だろう。
これがその後の転形問題に繋がる。

北欧に関しては福祉国家の資質が戦前からあり、データが揃っていた
のではないか?ジャンセンもそのなかで45°線分析を生み出した。


Jantzen.I,1935,“Lindt planokonomisk Teori , ”Nordisk Tidskrift for Teknisk
Okonomi,english translation in I.Jantzen,"Basic Principles of Business
Economics and National Circulation,"G.E.C.Gad1939.
☆☆
Kalecki, Michal, "A Theory of the BusinessCycle." Review of Economic Studies,
Vol. 4, No.2, February 1937, pp. 77-97, revised and reprintedin [14], pp. 116-49.
http://crecimientoeconomico-asiain.weebly.com/uploads/1/2/9/0/1290958/kalecki_1937_-_a_theory_of_the_business_cycle.pdf

2017/02/18(土)08:02:17.78(W0DFoLJV.net)


90名無しさん@お腹いっぱい。

AAS

NG

『資本主義経済の動態理論』M・カレツキ 日本経済新聞評論社 1984年
M.カレツキ (著), 浅田統一郎 間宮 陽介
ケインズの主著『雇用、利子および貨幣の一般理論』と比べてみて、本書は簡潔で明晰である。
ケインズのが難解でまた内容が整理されていない(当のケインズが理解していなかったとさえ言われるくらいだ)のに対し、本書は数式を使って意味と論法を明確にし、内容もまとまっている。

そういう意味では、ケインズよりも先に本書を読んだほうがいいかもしれない。
また、ケインズ本が難解で読めない、あるいは時間がないという人には、本書を読んでいただきたい。


第I部冒頭の「景気循環理論概説」(1933年)がケインズに先駆けて有効需要の理論を打ち立てたとされる画期的論文。1937年の45°線分析を使った論文は未収録(カレツキの未翻訳論文はかなり多い)。


目次
序文
第 I 部
第1章 景気循環理論概説 3
第2章 外国貿易と「国内輸出」について 16
第3章 景気上昇のメカニズム  26
第4章 商品税,所得税および資本税の理論  34

第II部
第5章 費用と価恪  45
第6章 国民所得の分配 64
第7章 利潤の决定要因  79
第8章 国民所得の決定と消費の決定 94
第9章 企業者資本と投資 106
第10章 投資の決定要因 111
第11章 景気循環  125

第lll部
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2017/02/18(土)08:11:24.92(W0DFoLJV.net)


92名無しさん@お腹いっぱい。

AAS

NG

《ケインズの1919年の計画が実行されていれば、ヒトラーがドイツの首相になることはあり
えなかった。彼の助言が実行されなかったために生じた事態に関して、ケインズを責める ことは、馬鹿げている。》
スキデルスキー『ケインズ2』邦訳650~1頁

2017/02/18(土)17:24:34.81(W0DFoLJV.net)


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