さきたま古墳群
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80出土地不明

AAS

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稲荷山鉄剣銘のオワケからその始祖のオホヒコまでの人物は計8人。
この8人を古墳時代の天皇平均在位期間10年説を当てはめた場合、オワケは雄略天皇の時代の人物とみられているので、>5世紀後半の470年頃から約80年遡らせると390年頃になり、オホヒコは4世紀末頃に生きた人物ということになる。
これは4世紀後半後葉とすることが可能なので、応神天皇の時代に相当することになる。

そうすると、応神天皇の後半期に弓月君が渡来したと記されているので、この鉄剣銘のオホヒコは弓月君の渡来時期の人物に当たることになる。
そこで、オワケが秦氏の血脈の人物だとすれば、オワケの始祖のオホヒコとは弓月君のことを指した名だとすることが可能になる。
オワケは自分たちの先祖を崇神天皇のときの将軍とされる有名な人物に結び付けたとする説が見られるが、
しかし、オホヒコの名でもって弓月君を表したと考えることも可能なのだ。

この鉄剣銘のオホヒコは弓月君を表したものとする考えは、オワケが秦氏の血脈であればごく自然なものとなる。

2023/03/06(月)16:08:27.64(Iu7jNSa1W)


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