>>14 サービスの範囲は決まってないよ。
どこまでやるかは住宅運営をやる事業者が決めること。
経営者も職員も、そこをわかっていない人が非常に多い。
まずは、”介護保険サービス”と”住宅の生活支援サービス”を
区別して考えなければならない。
考え方の一例を示すと、
介護保険サービスはケアプランを立てた上で提供するのが原則だから、
計画的に行うケアは介護保険でやる。
緊急時のオンコールのようにプランに載せられないものや、
外出の同行や家事代行のような保険適用外になるものを住宅の
生活支援サービスでやる。
つまり、やる範囲を事業者が決めるというのは、生活支援サービスのこと。
最低限の状況把握と生活相談しかやらなくたっていいし、
介護保険に収まらない部分をカバーするための身体的介護や家事援助を
やっても別にいい。
ただし当たり前だけど、やる以上は中途半端ではダメ。
やるならやる、やらないならやらない、はっきりしないと職員も困るよね。
そして、やる以上は人件費その他がかかるのだから、
自費サービスとして価格設定をしないとだめ。
それは家政婦を頼んだらお金がかかるのと同じこと。