映画 トゥルーマンショーにみる人権問題
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194トゥルーマン
AAS
NG
<<80 につづき
電車の中で隣に座った、疲れたサラリーマンが居眠りし私に寄りかかってくる。
私は見ず知らずの他人と触れ合いたくはないが、
「疲れているんだな、相棒、肩ぐらい貸してやるさ」と
そっとしておいてやる。こいつはアクターでは無いと願いながら。
到着駅は自宅駅より混んでいる。電車を降り、駅のエスカレーターに並んで乗ろうとしていると、
アクターと思われる太った中年女性が走ってきて割り込もうとしたので、
少し体重を掛けた肩でブロックしてやると、軽く2メーター位ふっとんでしまった。
文句を言って来たらどうするか? 心にもなく謝るだけだ。
駅を出て、会社までの道を歩いていると、ボランティアでゴミ拾いをしている若い女性が通行人に「おはようございます!」と明るく声を掛けている。
私が近づくとこちらを見てやはり「おはようございます!」と挨拶する。
私は一瞬挨拶を返しそうになるが、思い止まり、そのまま無表情に通り過ぎる。
こいつはどっちなんだろうか?
会社の前の自販機でネーミングだけ色々変えてあるが、中身は大して変わらない缶コーヒーを適当に買い、会社に入って行く。
今日も無駄な一日が始まると思いながら。
2013/09/17(火)00:41:48.94(vM5v+tma0.net)
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