映画 トゥルーマンショーにみる人権問題
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337トゥルーマン

AAS

NG

漫画「美味しんぼ」の原作者雁屋哲氏の発言が物議を巻き起こしています。
発端になったのは「美味しんぼ」の中で、東京電力福島第一原発を訪れた主人公らが原因不明の鼻血を出す描写です。
雁屋氏は「今まで私に好意的だった人も背を向けるかも知れない」との覚悟の上で、続きの話で「もっとはっきりしたことを言う」とのことです。
そして「真実をありのままに書くことがどうして批判されなくてはならないのか分からない」として、2年かけて取材した福島を見たままに書くとのことです。
また、「真実には目をつむり、誰かさんたちに都合のいい嘘を書けというのだろうか」、
「私は真実しか書けない」、「美味しんぼが気に入らなければ、そのような心地のいい話を読むことをお勧めする」と述べています。

鼻血の描写が放射能と関連付けられ、福島の風評被害に繋がるとの見方から批判が出ている分けですが、
それが本当ならば、それは風評ではなく、知らされていない(知らなくてはならない)重要な真実となります。
私には、真贋のほどは判断できませんが、大勢に逆らい、強烈な批判に屈せず、自身の信じる意見を主張する雁屋氏の姿勢に感銘を受けます。
2年間掛けて取材し御自身のキャリア、過去の実績を賭すかも知れない主張は、軽々に出来るものではありません。

私がトゥルーマン事件の被害者という、少数派に属していることもありますが、雁屋氏のような“誰かさんたち”に屈服せず、
堂々と意見を主張出来る存在には大いに勇気付けられます。

2014/05/05(月)00:49:24.81(IQKVgFQJ0.net)


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