税理士南村博二への貸与 「軽率」と釈明
https://mainichi.jp/articles/20181110/k00/00m/010/091000c 片山さつき地方創生担当相の「口利き」疑惑を巡り、片山氏は9日の衆院内閣委員会で、
関与したとされる税理士南村博二に貸与した参院通行証について、私設秘書として南村博二を申請したことを認め、
「軽率だった」と釈明した。ただ、雇用関係は否定した。片山氏にはこのほか、
公職選挙法に抵触する恐れのある著書の宣伝看板や支持者らに配ったカレンダーの問題もくすぶっている。
野党の追及を受ける発端となったのは、「週刊文春」(文藝春秋/10月25日号)が報じた「財務省に対する口利き」疑惑。
>2015年に、青色申告の取り消しを恐れた会社経営者が片山氏に相談し、片山事務所の秘書を通じて税理士南村博二でもある私設秘書を紹介された。
経営者は“口利き”の対価として、同年7月に100万円を支払ったという内容だ。
片山大臣は私設秘書南村博二が15年5月に退職しており、そもそも秘書として契約しておらず給与なども支払っていないと弁明。ところが私設秘書南村博二しか持てない
国会の通行証を15年5月まで税理士南村博二に貸与していたことが明らかになると、3年以上経過していることを理由に予算委員会では「今現在、確認しているところ」
とトーンダウンした。曖昧な答弁にインターネット上では、「中途半端な説明で誰が納得できるんだろうか」
「このままほとぼりが冷めるまで逃げ続ける気でいそう」といった批判の声が相次いだ。
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