フォードなんかも、早速、メキシコ工場建設計画が撤回させられた。

米フォード、メキシコ工場新設を撤回　トランプ氏は歓迎
http://www.asahi.com/articles/ASK142DV1K14UHBI006.html

工場建設の経済成長（ＧＤＰ上昇圧力）への影響がわかってないものがカキコしても陳腐なだけ。
自国への工場建設＝投資増、雇用（消費）増、輸入減（貿易収支赤字改善）、結果として税収増（財政改善化）
ＧＤＰ＝消費+投資+政府支出+輸出-輸入

これがわかってないと、この問題は理解できない。

だから、米国の（本音と建前を割り切って生きてる）インテリは表向きは
「トランプは野蛮だから支持できない。」といいながら、陰ではトランプ支持
してたのだ。当選したからいきなり株価が急上昇したのはそのため。

我々の立場を米国民に置き換えて考えたら、トランプの言ってることは、心情的にも経済学的にも当然なんだよ。

米国労働者、財務省（財政担当）役人：「トヨタ（日本）よ、盟友なんだろ。それならなんで、せっかくの機会なのに、
米国に新工場を建てないのだ。既存の日本の遊休地に建てるなら、まーだ納得できる。それは君たち日本の経済成長の為
と言われればそれなりに我慢もできる。だけど、どうして我々が、苦しんでるとき、、よりって目と鼻の先のメキシコに
投資して米国の貿易赤字、財政赤字を更に悪化させることするんだ？　米国に建設すれば、我々が助かるのに、
どうして救けてくれないのだ？」

いやみなことはやめてくれよ。」

一般の日本国民にとってトヨタが新工場をメキシコに建てようが米国に建てようが、
経済的には意味がない。メキシコでなく米国に建設したら利益率と株価が若干下がって
損するのが、トヨタの株主だが、我々一般庶民は関係ない。
それどころか、米国への設備投資が増え、雇用が拡大して米国の景気がよくなれば、
日本にある工場で製造される種々の対米輸出製品の販売が増えることを意味する。
それは、日本の工場で働く労働者の賃金上昇圧力となって消費の拡大に結びつく。
更には貿易収支も増えるが、この両者ともにＧＤＰ増（デフレ脱却）に貢献する。

米国景気上昇による日本国民全体、日本政府（財務省）が享受する利益＞＞＞＞＞＞トヨタ株主が被る利益減少額

最近の石破、下村は狂ってる。国会議員として忘れてはならない
経済学、経済政策をまったく無視してる。ひょっとしてトヨタから
多額の政治献金もらってるんかな。