神戸の資産家一族52億円申告漏れ

神戸市に住む資産家の男性と台湾に住む親族らが、税率の低い海外に設立した会社で資産を運用した利益を申告していなかったなどとして、大阪国税局があわせて５２億円余りの申告漏れを指摘し、追徴課税していたことが関係者への取材で分かりました。

追徴課税を受けたのは、不動産関連の会社を経営している、神戸市に住む５０代の男性と、台湾に住む親族ら数人です。
関係者によりますと、男性らは、亡くなった別の親族から相続した海外の上場企業の株式などの資産を、海外の税率の低い国や地域、いわゆる「タックスヘイブン」という租税回避地に親族らが設立した会社に移していたことが大阪国税局の税務調査で分かったということです。
調査の結果、男性らは、この会社を通して、株式の配当金などを受け取っていたほか、男性が資産を贈与した際に、親族が税務申告をしていなかったなどとして、大阪国税局は、令和２年までの５年間で、５２億円余りの申告漏れを指摘し過少申告加算税を含めた１８億円余りを追徴課税したということです。
関係者によりますと、男性らは、すでに全額を納付したということです。


もしかして金子さん？？