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大戦隊ゴーグルファイブ【ゴーグル?】part6

549どこの誰かは知らないけれど (スッップ Sdf2-4ux1 [49.96.230.163]) [sage]

AAS

NG

即断即決の戦士!
実は何千年も昔から戦士になることを運命づけられていた(かもしれない)『デンジマン』のような特殊なケースと異なり、国際的な組織に属していたわけでもない、本当に普通の青年たちが集まって、地球を脅かす邪悪な敵と戦うことになったのは『大戦隊ゴーグルファイブ』(1982年)が最初だといえよう。
ゴーグルファイブの場合、未来科学研究所のコンピューターが暗黒科学帝国デスダークと戦うため、もっともふさわしい人材として5人の若者を選び出したわけなのだが、第1話を観ていると、コンピューターボーイズアンドガールズ(5人の少年少女)に選ばれた赤間健一たちがゴーグルファイブの使命を受け入れるまでの「速さ」に驚かされる。
本郷博士の「みんな、やってくれるね」という言葉が終わるか終わらないかのタイミングで、黒田官平は「やってやろうじゃないか!」と応える、このハイテンポさが心地よいのだが、実は『ゴーグルファイブ』の最初期の構想では、ここまで物分かりのよいメンバーがそろっていたわけではなかった。
企画書のキャラクター設定によると後にゴーグルブラックとなる黒田は「メンバーが集まっても、ひとり黙して動かない」と記述されていた。
続けて「自分の命を預ける本郷博士と、リーダーの赤間をその目で確かめ、互いに力を合わせる仲間を知り、自分の役割が作戦参謀であること、それらすべてを知らねば動かない……いや、動けない、そういう男だったのである」といった一文があり、仲間を信頼に足る人物だと見極めるまで動こうとしない黒田の慎重な人物像がうかがえた。
おそらく、実際にこのような黒田のこだわりを描写すると、アクションシーンやメカ特撮シーンの時間を圧迫する恐れがあったため、完成作品ではドラマ部分がタイトにまとめられたのではないかと推測される。

2024/03/17(日)12:22:31.00 No0VphLHd.net

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