■ Method and system for generating sensory data onto the human neural cortex
人間の大脳皮質に感覚データを生成する方法とシステム
米国特許番号:US6729337 B2/ Thomas P. Dawson, Escondido, CA(US)/ May 4,2004
https://patents.google.com/patent/US6729337B2/en 要旨
感覚データを人間の神経皮質に投影するための非侵襲的なシステムとプロセスが提供されます。システムは、
一次トランスデューサアレイと二次トランスデューサアレイを含みます。一次トランスデューサーアレイは
コヒーレント信号源として機能し、二次トランスデューサーアレイは制御可能な回折パターンとして機能し、
所望のパターンで神経皮質にエネルギーを集中させます。さらに、エネルギーのパターンは、神経皮質に投影さ
れた各部分が低周波数で個別にパルス化されるように構築されています。この低周波パルスは、一次トランス
デューサーアレイと二次トランスデューサーアレイの要素の放出エネルギー間の位相差を制御することによって
形成されます。
>>41 関連出願の相互参照
この出願は、2000年10月17日に提出された「人間の神経皮質に感覚データを生成するための方法とシステム」
と題する米国特許出願第09/690,571号の一部であり、現在は米国特許第6,536,440号です。
発明の分野
本発明は、ヒト神経皮質内で感覚体験を生成するための非侵襲的な方法およびシステムに関する。
>>42 発明の背景
人間の神経系で神経活動を発生させるための従来の技術は、外科的インプラントを必要とします。
インプラントは、電子インパルスを人間の神経皮質などの人間の神経系の一部と相互作用させ、それによって
人間の神経皮質に神経活動を引き起こすワイヤを含みます。研究者は、音声感覚データを蝸牛チャネルに、
視覚データを視覚皮質に正常にマッピングしました。従来の侵襲的(皮膚や身体や生体内に器具や装置を挿入
することで行われる技法:対義語=非侵襲的)手法にはいくつかの欠点があります。第一に、外科的インプラ
ントは、手術中および/または手術後に患者の外傷および合併症を引き起こす可能性があります。
第二に、特に新しい技術が開発された場合、追加または進行中の手術が必要になることがあります。
>>43 発明の要約
本発明は、人間の神経皮質上に感覚データ(視覚、音声、味覚、嗅覚または触覚)を生成/投影するための
非侵襲的なシステムおよびプロセスを提供することにより、前述の欠点を解決します。システムの一実施形態
は、一次トランスデューサアレイおよび二次トランスデューサアレイを備えます。一次トランスデューサー
アレイは、コヒーレントまたはほぼコヒーレント信号源として動作します。二次トランスデューサーアレイは
、一次トランスデューサーからのエネルギーを望ましいパターンで神経皮質に整形、集束、変調する制御可能
な音響回折パターンとして機能します。二次トランスデューサーは、一次アレイの放射に対して位相と振幅が
移行する可能性のある音響エネルギーを放射します。
>>44 エネルギーのパターンは、神経皮質に投影されたパターンの各部分が個別に低周波数でパルス化されるよう
に構成されています。このシステムは、一次トランスデューサーアレイ素子と二次トランスデューサーアレイ
素子の放出エネルギー間の位相差を制御することにより、低周波パルスを生成します。パルス超音波信号は、
皮質の神経タイミングを変更します。