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日常のとある一瞬を詩にしてみよう

235名前はいらない [sage]

AAS

NG

  輝き

老人が居た
こちらの老人は男性です。
私はベンチに座っていた。
私は昼寝をしていた。気持ちよく。
老人が近づいてきた。
ぼくに声をかけた。
「ここで何してるんですか?」
ぼくは答えた。
「別に何もしてません。」
老人はそれでは納得してくれないらしく同じ問いかけを繰り返す。
 「ここで何してるんですか?」
それならばと、
「ただ居るだけです。」と答えた。
すると老人は
「ただ居るだけですか。驚いた。何やってるのかなと思って
めずらしい鳥でも待ってるのかと思った。
お邪魔してすみません」
老人は礼儀正しくにこやかにそう言って立ち去った。
精霊と一体になっていました。この人にその手の話わかるかな。
自分の正当性をわかってもらおうとすることより、
冷静な立場になって自分も他人のようにして観察してみることのほうが大事だと
考え直して
客観的に自分とその老人を俯瞰で見てみた。
すると明らかな事実が浮かび上がってきた。

「助けよう」としてくれたのかな?
ぼくがあまりにも美しくて、あまりにも悲しげそうだったから、魅力的に。
ぼくの内包している愛情の神秘性、優しさがわかったから
声をかけてくれたのかもしれない。

おじいさん、肩をもみましょうか。
助ける側、助けられる側、お互いが寄り添うから、どちらかが偉いんじゃなくて、
どちらも感謝。どちらもありがとう。
助けさせてくれてありがとう。
助けてくれてありがとう。
あなたを助けることが私の生きる輝き。働ける輝き。
あなたが助けてくれたから私はまだ生かされている。ありがとう、と世話になる時の輝き。

おじいさんも魅力的ですよ(ふふふ顔)。
輝くような笑顔が素敵です。最高です。(笑)
声をかけていただいて、ありがとうございます。
関心してくれて、ありがとうございます。

2015/08/23(日)15:21:44.15(9vqcR/l1.net)

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