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1吾輩は名無しである
AAS
<ヒーロー>

今も願っている。

私は大声でヒーローの名を叫ぶ子供のままだ
自分には出来ない事を、今現在の危機を
他の誰かに救って欲しいのだ。

出口のない道に迷い込んだ子供の私は>100円ライターの火だけを追いかけて歩いた。
その火だけを見ていると
自分が迷った事も忘れ、求めていた光を手にした気分になった。
初めて着いた火を私は半ばぞんざいに保った。
途中、2つのロウソクに火を移した。

私は長く持ち続けたそれに疑問を持った
ただの発火装置であったのか
出口への希望なのか
この世で唯一の光なのか
全て私のただの幻想か

入ってきた場所はもう見えない
この闇の向こうには幾つの絶望が朽ち果てているのか
私には検討もつかない。
この手にある光が消えた時
私の足元に続くこの道は深く奥へと延びるだろう。
ここまで自らの足で歩いているのに
未だ誰かに後ろ手を引いてほしいと願っている。

だが結局はそいつも私と同じ場所に立っているのだ。

2019/06/30(日)01:43:20.15(Kgdk1BPNa)


2吾輩は名無しである [sage]

AAS

NG

後半の「入ってきた場所は〜」以降のところがとても面白かった。
作者の感じている感覚をそのまま正直に文字にしているんだろうなという感じが良かった。

前半は少し説明的すぎる気がした。
そして、言葉一つ一つに対してもう少し繊細になったほうが良いように思う。
例えば、作中のロウソクは「発火装置であった」だろうか?
点火するものというより、火を維持するものではないか?
そして発火装置=火を燃え広がらせるためのものだと言いたいなら、「ただの」ではないんじゃないか?

あと、「検討もつかない」→「見当もつかない」が正しい
「後ろ手を引く」→「手を引く」もしくは「後ろ手に引く」?
後ろ手は、後ろ手に縛る、のように背後に手を回している状態を言うので意図している表現と違うかも。
わざとだったらごめん。

2019/07/08(月)15:06:49.31(SPk/YQJxC)

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