デリバリーステーション（DS）のお仕事

＊配置、配属
DSは仕事が固定されていません。その日の物量、メンバー等で配置される仕事、場所が変わります。
という建前はあるものの、できる人は固定されていたり、逆にできない人も固定されていたり、それぞれのDSによって違うようです。
※固定で入ると、特定の筋肉だけに負担がかかるので怪我をする可能性が高まります。アンローダーなら指、ラベラーなら肩、ストーなら膝等。楽な作業ばかりやらされる人が多いDSではキツイ作業を固定される人が増えるので大変となります。またストーをまともにできる人がいないのでストーで固定されてしまう問題を抱えるDSもあります。

＊エブリ&スキャナー
スマホ端末と指につけるスキャナーを一人1セットずつ持って仕事をします。
ログイン等機械の操作があるため、機械に不慣れな方には難しいかもしれません。

＊インダクション
荷物を流すレーン開始地点です。

・ウォータースパイダー
トラックからおろした荷物をアンローダーのところに置いてあげる人。
RB(ロールボックス)に限界まで積んである荷物をひたすらアンローダーの取りやすい場所に設置。
アンローダーが荷物を落として怪我しないようにRBの中身を整理してあげたりします。

・アンローダー
荷物をコンベアに素早く下ろし並べる人。
速さと力がないと出来ないお仕事です。（固定されるときつい）

・ラベラー
荷物に仕分けシールを素早くペタペタと貼り付ける人。
単純作業に耐えられかつ素早く作業できる人ならば適性があります。
適性がない人にはつらい作業となるかもわかりません。
立ってるだけなので疲れるのは腕だけだが、血行には良くないかもしれないとの報告あり。ラベラー廃止して機械導入されてるDSもあります。

・YMC

・ダイバータ(プッシャー)(DSによっては自動化されてます)
レーンが分かれる部分に立って、コンベアから大量に流れてくる荷物を押したり引っ張ったりして各コンベアに流す人。

・エラー
エラー(4種類ぐらいのエラーがある)のシールが貼られた荷物を取る人。
結構めんどくさくて地味だし大変です。（ウォータースパイダーが兼任されてるところもあります。）

・ピック/バッファー(DSによっては自動化されてます)
コンベアから流れてくる荷物をラックに乗せる人。
大量に流れてくるので取れたり取れなかったりします。
想像を絶するほど大量に流れてくるので取れなくても仕方がないとされています。
アルファベットで分けてラックに並べてあげたり、封筒など細かいものは更に分けたりと、判断力と素早さが求められます。
要注意→荷物を「バン！」と音をたてて置くとストーに嫌われます。

・ストー
ラックにどんどんと積み重ねられる荷物を細かい住所に分けられたバッグに入れていく人。
DSで一番辛い仕事とされています。
腰や腕や足を痛める可能性もあり、体力が激しく消耗します。
特に夜勤で数日連続でやらされると地獄です。
【要注意】DSによってアイル固定制、共有制となっており、労力が違います。

ピックアンドステージ(P&S)
ストーが仕分けしたバッグなどをロールボックスに積み込み
配達エリアごとの置き場にもっていく作業です
エリアによってはバッグが重くまた上段に積むのが大変
DSによっては2人1ペアのDSもある

TDR（切り離し）
P&Sで各配達先に仕分けられた荷物入りのRBを
トラックへ積み込む作業。序盤にトラックが頻繁に来るので

前スレまでによくあるQ&A

Q給料いくら？
A DSによって違うけど月額の手取(所得)でだいたい
直雇用で日勤15万円から18万円くらい。夜勤23万円から25万円くらい
直雇用は4勤3休固定で入れます（入らなければ更新停止）
派遣は閑散期ですと大幅にシフトが減らされる可能性がありますのでなんとも言えないです。人員確保のために入る前に教えないので長期で入るのなら辞めておきましょう。また繁忙期でも時給は上がりません。新人を雇うと枠も減らされ早上がりもあります。

Q 正社員登用されない。生産性頑張っているのに。
A正社員になるにはAmazonjobsから直接応募して下さい。それ以外は最大5年(?)の契約社員(アソシエイト)で終了です。

Q直雇用と派遣どちらで入るか迷う
A倉庫で働いた経験が無いとか3か月以内の短期で辞めて転職する予定なら派遣。
3か月以上働きたい、派遣より優遇されたいなら直雇用で入るのがおすすめ。ただしピックアンドステージをやらない短時間枠ストーに固定されるなら直雇用は個人的にはオススメしません。

Q忙しい時期っていつ？
Aいつも（特に忙しいのは７月のプライムデー・11月12月のブラックフライデー
サイバーマンデー・年末セール）
*繁忙期がすぎると閑散期になって悲惨かも
※閑散期は暇なところもある

QどのDSがキツイ？
Aスレ内によく見かけるのが、船橋・江東・府中・大田・笠寺・尼崎だが
個人的にはそんなに差は無いと思う。ストーが男性しかいない。ストーが共有制の場合かなりきついとの報告あり。

Q言ってることが皆滅茶苦茶、ルールがコロコロ変わるんだけど？
Aルールは毎日のように変わり、次の日には無くなってたりします。周知も追いつかない感じですので温かい目で見てあげましょう。


Q入社したいが迷ってる

Amazonには生産性というシステムが存在します
流す役のアンローダーが1時間に流す数と積み役のストーが1時間に積み込む数が管理されています

アンローダーには1時間に1500~2500の荷物、ストーは1時間に350の荷物を要求されます（←ストーの目標値はもっと上）
この数値は重さは関係しないので、15kgの荷物だろうとメールだろうと「1」です

『数値主義なので荷物の量によってアンローダーとストーの人数を増減します』
特にストーの場合は
・総生産性（ストー全員の平均値）をあげるためにストーの人数を減らされる
・人数が減っても総生産性を維持しなければならない
・他人がストーしたバッグにもストーすることが多いためバッグの中がぐちゃぐちゃになる（一列にバッグ60~90個あります!）
・4段目のバッグは150cm代だと届かない上、一段目のバッグはしゃがまなければならない（動画貼るんで見ればわかりますｗ）
というかなり異質な労働力が要求されます。そのためDSによっては女性はストーをしません。女性がやると辞めてしまうからですｗ


最初の一ヶ月は数値が下回っても仕方がないと思います!頑張ってくださいね!
https://youtu.be/rzblsFGGpds

また、ストーはDSによって作業内容が異なります。
固定制の場合は、基本一人でストーができるので、荷物の入れ方は自由です。

アイル共有制の場合ですと、複数のストー要員でアイルを交代しながらストーします。
なので、入れ方が一致していない場合、非常に効率が悪い作業なのですが、残念ながら一致しない事が多いです。

・不要なアイル交換が多い
・大量に流れるので固定にするべきアイルでもアイル交換指示してくる
・移動指示を受けて移動しストー→元のアイルに戻ったら新たなストー要員が作業している（最初からそいつ入れろ）
・意図的かは不明だが、ろくにバッグを整理しないで頻繁にアイル移動を繰り返す人がいる。
・入れ方が皆違い、それぞれがそれぞれのやり方が一番良いと主張している
・頻繁にアイル移動し急いでいるため、そもそも同じ入れ方をしても奥に空白ができてしまう
等が頻繁に起こっています。

これから入れ替わり制を検討されるDSはよく考えてから導入しましょう

ストーの入れ方
奥に空白を作らないことを意識します。
1バッグで積み込めるよう計算されているバッグもあるので、奥に空白を作るのはやめましょう。
※ただし、作業量が多い日や夜勤の場合はきっちり入れたとしてもバッグ交換が頻発します。

①奥から順に詰めていく方法
②縦幅がバッグいっぱいになったら奥へと押す方法（①の手順を簡略化した方法です）
③横から詰めていく方法（逆でもいいですが右側奥、右側手前、左奥、左手前の順に詰めます）
④バッグの手前で整理しつつ全面がいっぱいになってから押す方法（②の手順を更に簡略化した方法です）

アイル固定ならばやり方は自由ですが交代制のDSは同じ方法でストーすると良いでしょう

作業負担が一番少なく、効率の良いストーは④となります。理由は膝と腰を曲げる回数が少なく、1段目と2段目の作業が格段にあがるからです。
他の作業では多大な筋肉を要するので、筋トレに励みましょう。

正直膝を使わせる倉庫Amazonくらいだと思います。かなり異常ｗしかもDS開始初期は腰を壊す人が多かったので腰を使わずに膝を使っていくことを推奨したわけなのですが、腰じゃばければどこ壊しても良いんかってツッコミたい。

~DSが抱える致命的な問題~

・生産性が機能してない
ストーの生産性が1時間にストーした数値を表しますが、0.1kgのメール1枚と15kgのオーバーサイズ荷物１つが同じ数値となっています。つまり大きさや重さに関係なく1カウント。数字だけを高くするなら重い荷物を避けて軽い荷物だけをストーすれば良くなってしまいます。また、あまりに酷い人は整理を他人にさせるような行為までします。管理している青ベストは基本的に数字のみ判断するので実際にストーがどのように作業されたか見ることはあまりないです。だからやりたい放題になる可能性が高いでしょう。
特にアイルが交代されるDSではメール狩りが横行します。アイルを頻繁に移動できてメールを多くストーすれば簡単に生産性が上がりますが、他の人に迷惑がかかっています。(メールを溜め込むとバッファーが大変になってしまうのである程度ストーするのは良いことですが)

・ストー要員をゲームのガチャ感覚で集めているところもある(使い捨て)
生産性を維持しなければ仕様上、ストーできる人が増えないと物量も増やせないという欠陥があります。
しかしストーの作業があまりにも他の作業と比べて負担が大きいために離職率が高い作業です。Amazon倉庫は世界各地にありますが故障率が競合他社に比べても段違いに高い理由がストーにあるくらいヤバいです。なので慢性的にストー不足に陥り、ストーができる人は固定される傾向があり、体を壊してしまう人も多いでしょう。新人を募ってはストーに投入し、使える人材を集めなくてはいけません。それなのにストーが出来ない人材ばかりが集まってしまった場合、管理者どうするでしょうか？この先は言わないほうが良さそうですね。

・人件費削減のための早上がりや出勤日数削減
構造上バッファー等の分岐役(バッファー、プッシャー、ダイバータ)が異常に必要とされ、人件費がかかります。(オートメーション化されているDSでもどのくらいの費用対効果があるかは不明)
またストーが終わった後、荷物をトラックへ積み込む作業(P＆S)のためだけに長時間かかってしまいます。〈2、3時間〉
そのためDSではストー時間だけの短時間枠(一番きついストーだけをやらせてさっさと帰らせる要員)を作ったり、早上がりを頻繁に募るとされています。

・出勤率が低いと更新されなくなる
出勤率が低いと更新されなくなります。
怪我による長期休暇を余儀なくされた場合はクビになる可能性が出てきます。また出勤率が低下し更新されたものの、次の更新時において出勤率を理由に解雇されるというレスもあったので1年間は安心できないと思われます。
ストーは故障率も高いでしょうから気をつけないといけないでしょう。



~おすすめの働き方~
・直雇用(体力に自信があって週4出れるなら)
・日雇いで入って長時間枠週2~3(週4も働きたくない人にオススメ)
・短時間枠と早上がり拒否(良いことないから絶対に拒否しろ)
・契約で入って繁忙期になったら高時給の仕事に鞍替え(長期で働くつもりがない場合おすすめ)
・とりあえず入ってみてヤバいと気づいたら作業靴だけ貰って辞職(作業靴意外に高い)