錦織選手が手首負傷で今季欠場08/17 22:13nhk松江
テニス男子の世界ランキング９位で松江市出身の錦織圭選手が練習中に痛めた右手首
の治療に専念するため、今月２８日に開幕する四大大会の最終戦、全米オープンを
はじめ、今シーズンの残りの大会すべてを欠場することになりました。
錦織選手は現地時間の今月１３日、アメリカ、シンシナティでのツアー大会に向けた
練習中に右手首の強い痛みを訴え、この大会を欠場しました。
錦織選手のマネジメント会社によりますと、複数の医師の診察を受けた結果、右手首
のけんの一部が裂けていることがわかったということです。
錦織選手は治療に専念するため、今月２８日に開幕する四大大会の最終戦、全米オー
プンをはじめ、１１月までの今シーズンの残りの大会すべてを欠場することを決めました。
マネジメント会社によりますと、右手首について現時点では手術は行わずギプスで
固定していて、腫れが引いた時点で今後の治療の方針を検討するということです。
錦織選手はことし３月の大会や、３年前の１１月のツアーファイナルでも右手首を
痛めていました。
錦織選手の欠場について地元、松江市のテニスコートで練習する人たちからは、
復帰を待ち望む声が聞かれました。
２０代の男性は「けがはテニスにつきものなので、しょうがないとは思いますが、
毎回、錦織選手の試合を見るのを楽しみにしているので、残念です。
けがをしっかり治して来シーズンからまた頑張ってほしいです」と話していました。
また、小学２年生の男の子は「早くけがを治してもらって、錦織選手のテニスが
見たいです」と話していました。