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5ch平成ベストアニメランキング(準備)スレ 3

43メロンさんex@ご利用は紳士的に [sage]

AAS

NG

>>41 感想の本文その2

6位:ギャラクシーエンジェル
初放送から20年ちかく経つのに、いまだに楽しめるのがスゴイと思うこの作品。ともに青春を過ごしたという人間は私だけではあるまい。
本作で主役デビューの新谷良子や、当時人気絶頂の田村ゆかり、現在も絶賛出世中の沢城みゆき等、出演陣も豪華だが、やはり特異ともいえるのが山口眞弓とかないみかのキャスティングだろう。
フォルテとノーマッドの存在が、この作品を単なる萌えアニメになってしまう事から救ったのだ。
ただ、4期で打ち切りとなったため、後藤沙緒里演じる烏丸ちとせがイマイチ活躍できなかったのは少し残念。

7位:みなみけ
まだ20世紀だった頃、アニメが原作を超えるなんてことは、まずあり得なかった。アニメというものは原作マンガの普及版、大衆版であり、本当の醍醐味は原作にこそあれ、などと何となく思っていたものだ。
ところが、今世紀に入った頃からアニメが原作を超えてしまう、ということがしばしば見受けられるようになり、中には大化けするものまで出てきた。
この作品はその最たる例であり、アニメと原作マンガとの落差があまりにも激しい。それだけ、アニメ化がうまくいったという事である。
各キャラクターの特色を華やかな声優陣がうまく引き出すことに成功しており、作画も比較的安定している。
第2期のみ、オリジナル要素を入れ過ぎたために出来がイマイチなのが残念だが、他の3つのシーズンは問題なく、内容的にも同格だ。
なによりも上記のGAと同じく、いまだに飽きることがないのはスゴイと思う。

8位:のんのんびより
タイトルをそのまま作品にしたような内容で、まさに終始「のんのん」としている。
ただ、これまでの田舎を舞台にした典型的な学園モノとは一線を画した、都会的で洗練された世界なのが特徴的である。
つまり、現実ではまずあり得ない「田舎と都会のイイトコ取り」であり、一種の理想郷といえる。
空気系/日常系アニメの大きな目的のひとつがまさにその「理想郷づくり」であるので、このような都会的田舎と日常系との組み合わせは必然だったといえよう。

9位:少女終末旅行
セカイ系と見せかけて実は日常系、という奇想が見事に当たった作品。 今までにない、新しい終末モノのモデルを提示した。
登場人物がほぼ少女2人だけという破格の設定だが、決してタンパクにならず、密度の濃い内容であるのが素晴らしい。
ほかにも、2人をケッテンクラートに乗せるというアイディアは大成功といえるし、BGMも極めて秀逸。
アニメ終了後、ほどなく原作も完結してしまったのが本当に残念。ずっと「More One Night = もう終わんない」でほしかった。

10位:宇宙よりも遠い場所
未視聴だったが(名古屋で放送してなかった!)このランキングのために遅れ馳せながら鑑賞、急きょランクインさせた作品。あまり好きではない作風なのだが、その個人的な好悪を見事に打ち破ってくれた。
ともかく上手い。テンポがいい。
例えばOP冒頭、閉じていた目をパッと見開いたキマリをぐるっとひっくり返して「心の目覚め」と「人生の大逆転」を表現。
作品序盤の平凡な日常から一気にまさかの南極、そしてメンバー4人集合とたたみ掛けた3話までの展開には圧倒された。
また、登場人物それぞれが持つトラウマや葛藤を丁寧に掘り下げ、それら一つ一つを昇華解消してゆくストーリー展開が、観ていてとても気持ちがいい。
あえて欠点を挙げるなら、報瀬の性格がブレがちで一貫性にやや欠けた点と、ところどころに女性監督にありがちな一種の「甘さ」を感じた事か。

2019/04/25(木)22:55:11.25(ejsTJylR0.net)

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