2014年08月26日 17:38
アニメ制作会社が進出 南砺のクリエータープラザ隣接地
(画像) 南砺市がアニメ関係コンテンツのクリエーターらを集める「クリエイタープラザ」(仮称)を整備する同市城端地域の東海北陸自動車道・桜ケ池ハイウエーオアシス内市有地に、
同市城端のアニメ制作会社「ピーエーワークス」が社屋を整備する。
市は同社とプラザとの連携を進め、創作活動の新たな拠点としたい考えだ。田中市長が26日の記者会見で明らかにした。
約7千平方メートルの敷地に、鉄骨2階建て約2千平方メートルのクリエイタープラザと、ピーエーワークス社屋の計2棟を整備する。
ピーエーワークスは、南砺市城端地域を舞台にしたテレビアニメ「true tears(トゥルー・ティアーズ)」や市オリジナルアニメ「恋旅〜True
Tours Nanto(トゥルー・ツアーズ・ナント)」などを制作してきた。
社屋の規模などは未定だが、緑豊かな周辺の景観にマッチさせ、プラザと統一感のあるデザインにする考えだ。
同プラザでは、アニメ関係のほか、井波彫刻、城端絹といった地元のものづくりの担い手を幅広く集める方向。
市は10〜15業者分の入居スペースを設ける。
田中市長は「アニメキャラクターを見られるような交流スペースも設けたい」と述べた。
同社の菊池宣広専務は「ゼロから1をつくり出す人が集まること自体が刺激的。新たなものを生み出す可能性が広がる」と話した。
市は、9月定例市議会に提案する一般会計補正予算に用地造成工事費8316万円、同プラザ整備事業実施設計業務委託費3752万円、用地内の市道改良工事5460万円を計上した。
http://webun.jp/item/7116754